フェアトレード雑貨&みんなのカフェ「みんたる」
札幌市中央区北1条西20丁目3-7
営業時間:11:45-22:00(しばらく不定休)
Tel & Fax:011-756-3600
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みんたるで開催されるイベントです

2012225日():原子力ムラはなぜ生まれたのか―「フクシマ」論の視点から泊の原発問題を再考する― (開沼博さん)
第4回 札幌学院大学 市民メディア・プロジェクト 講演会
原子力ムラはなぜ生まれたのか―「フクシマ」論の視点から泊の原発問題を再考する― (開沼博さん)
 ~原発災害以降のメディアのあり方を考える~
2012225日()
原子力ムラはなぜ生まれたのか―「フクシマ」論の視点から泊の原発問題を再考する― (開沼博さん)
主催者:札幌学院大学(SGU)社会情報学部の有志とATTIC屋根裏TVとで結成された「市民メディアによる公共圏形成と社会情報の提供に関わるプロジェクト」実行委員会
問い合わせ先:
〒069-8555 江別市文京台11 札幌学院大学社会情報学部 電話011-386-8111 井上芳保研究室(内線5107) 
inoue@sgu.ac.jp
★18時~
  どなたでも自由に参加できます。
★ドリンク代500円のみ。 当日直接会場へ。
  終了後に交流会を予定しています。

 ●この連続講座は、札幌学院大学(SGU)社会情報学部の有志とATTIC屋根裏TVとで結成された「市民メディアによる公共圏形成と社会情報の提供に関わるプロジェクト」実行委員会が主催して行うものです。今回の原発事故でマスメディアの報道への信用は、現実的に地に落ちたと言えるでしょう。そして我々に現代社会の広く大きな問題について市民が気軽に参加して互いに語り合える公共的な場の不足を痛感させました。
 我々はそうした場の創出をめざして今回の連続講座を開始しました。ここしばらくは、 「原発災害以降のメディアのあり方を考える」というテーマで続けていますが、語られにくいけれど市民にとって重要な他の問題についても今後、取り上げていければと思います。ご期待下さい。
 (実行委員会メンバー:阿部幸弘(ATTIC屋根裏TV)、石井和平、井上芳保、佐藤和洋、森田彦(以上SGU))

■市民メディアプロジェクト 連続市民講座 
  ★原発災害以降のメディアのあり方を考える
・第1回 2011/7/14 ネットに頼らない市民メディア―カフェ放送「てれれ」の意義、下之坊修子さん(自主作成ドキュメンタリー作品の上映継続)
・第2回 2011/9/03 原発事故の危険性とその報道を考える、小倉志郎さん(元原子力発電所技術者)、白石草さん(メディアジャーナリスト、0urPlanet-TV)
・第3回 2012/1/07 池澤夏樹氏、原発を語る、池澤夏樹さん(作家)
★報告者 
開沼博(かいぬま・ひろし 東京大学大学院博士課程在籍・社会学)
 1984年福島県いわき市生まれ。2009年東京大学文学部卒、2011年同大学院学際情報学府修士課程修了。3・11以前に提出した修士論文を基にした著書『「フクシマ」論――原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社、2011年)で毎日出版文化賞受賞。

●泊村ではこのほど原発推進派の村長が無投票で当選しましたが...●
 あの3・ 11からもうすぐ一年になります。あのときの原発事故によって大量の放射性物質が撒き散らされたままです。二本松市内の新築マンションで建材のコンクリートの原料が浪江町の採石場でとったものであったために高い値の放射性物質が検出されたのは記憶に新しいところです。その発覚も子どもが持っていた測定器で偶々測ってみたら…というものでした。事態の深刻さを我々はどれくらい正確に知らされているのでしょうか。
 3・ 11を境に福島は「フクシマ」 (Fukushima)として世界的にその名が知られるようになりました。今回、お招きする開沼博さんは福島県いわき市出身の大学院生で『「フクシマ」論-原子カムラはなぜ生まれたのか』 (青土社、 2011年)をお書きになっています。これは、 3・ 11以前に書き上げて提出した修士論文が元になっている丹念なお仕事で、震災後に出た多くの原発問題を取り上げた本とは趣きを異にしています。つまり、開沼さんは2006年以来、現地に足繁く通いつめ、地域に生きる人たちの生の声を聴き取り、町史をひもとき、地元紙を過去に遡及して読み込み、行政の担当者にもきめ細かなインタビューをしています。鳥略図ならぬ虫略図的な視線によって、 ―政・産・官・学の人たちの共同体による閉鎖的な「原子カムラ」とは別の―、もう一つの現地の「原子カムラ」をじっくりとみつめています.この貴重な研究成果が3・ 11のおかげで多くの人に知られるようになりました。ある意味では皮肉なことです。
 ところで、我々の住む北海道では泊村に原発があり、道内の全電力の40%を供給しています。このほどの村長選では原発推進派候補が他に立候補者がなく無投票で当選しました。フクシマであれだけの事故が起き、甚大な被害が出ているというのに泊村の人たちはまだ原発と共に生きていこうとしているわけです。原発反対運動を進めている人たちには誠にもどかしく、ふがいなく思われるかもしれません。しかし泊村の置かれている事情をよく考えてみる必要はあります。もはや原発抜きには生活が成り立ちにくい構造に原発立地のムラの人たちは追い込まれているのでは、との指摘もあります。その意味で泊村の状況はフクシマに酷似しています。確かに「原発依存は麻薬みたいなもの」と一般的には言えますが、それだけ言っていても埒が明きません。
 当日はまず開沼さんにご著書の内容について話していただき、次いで現地の事情に詳しい方にもコメントしてもらい、さらに集まった人たちも含めてフリーに意見交換するという方法を考えています。原発を批判するのであれば、自分の消費生活を根底から問い直すことや原発に代わる地域振興策の提案も必要になるでしょう。
 今回の会場とさせていただくフェアトレード雑貨&レストランの「みんたる」は気さくに話ができる雰囲気の場所です。多くの方が気軽に足を運んで下さればと思います。 (文責 井上芳保)
フェアトレード雑貨&みんなのカフェ「みんたる」 札幌市中央区北1条西20丁目3-7 営業時間:11:45-22:00(しばらく不定休) Tel & Fax:011-756-3600