モンゴル国の西の端“バヤン・ウルギー”には「カザフ」と呼ばれる遊牧民族が今も牧畜を営みつつ暮らしています。モンゴル国内では少数民族として位置づけられる彼らですが、遊牧文化、鷹匠文化、音楽文化、装飾文化など多くのカザフ独自の文化的特徴を守り、発展させてきました。本展では、そんなカザフの人々、特にカザフの女性が愛しい家族のために製作した刺繍壁掛け布“トゥス・キーズ”を数点と、現地で撮影された写真作品を展示します。ひと針ひと針心を込めて製作された刺繍小物の販売もあります。カザフ人が布に込めた想いや願いを実際に手に触れながらご覧ください。

★文化紹介トークイベント "布は語る―カザフ牧畜民の暮らしと装飾―" 展示解説とスライドによる文化紹介を行います。
・11月8日（火）19:00～
・料金1000円（ワンドリンク付）
　★解説：廣田千恵子（NPO法人しゃがぁ）

★カザフ刺繍ワークショップ
かぎ針を使ったカザフの刺繍技法の基礎を2～3時間で体験します。
・2016年11月18日（金）/19日（土）いずれも、定員16名
・料金2300円、2500円（当日）（ワンドリンク付）
材料準備がありますので、予めご予約をお願いします。
かぎ針・フレームはレンタルです。ご希望の方には講習後各1200円で販売します。
　★講師：廣田千恵子（NPO法人しゃがぁ）